指導者として大事なこと。
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  • 執筆者の写真Loco

指導者として大事なこと。


10年 フラダンスの講師をしてきた私が

2.3年目くらい?から ずっと大事にしてるポリシーがあります。

それは・・・

「指導することよりも大事なことは

 その人ができると信じること。」

なので 私のレッスンでは こと細かく指導しないように心がけています。

大事なポイントは伝えますが

やり方はその人にお任せしていることが多いかな。

後ろで黙って みんなの様子を見ていることは

時にこちら側の忍耐が試される。

ほんとうに最初 これがなかなかできなくて

口出ししたくて仕方なかったのを覚えています。

本来の私はもとが体育会系なので

努力って言葉好きですしね (笑)

口を出すほうが早い。

指導をしちゃった方が踊りのゴールに近づくのは早い。

のだけど

それだと 私の枠の範囲の踊りで

止まってしまう可能性が高くなる。

師は師の範囲のものしか指導できないものね。

(もちろん 師側は日々 その範囲の枠を広げる学びを続けているけれど…)

指導というのは 

その人の可能性を広げることもできるが

その逆の 可能性を閉じてしまうこともできる。

それに

踊るたびに指導されたら

どんどん楽しくなくなる人だっている。

みんな上手にはなりたいんだよね。

その目指す上手のレベルは 個々で違うけれど

「うまく踊れる人になりたい。」って

思っているのです。

そんな気持ちを持つ生徒さんが目の前にいて

指導する側の人間に一番求められているものは

信じる。

ということなんだと私は思っています。

できると信じて待つ。

難しくてあんなに手こずってた踊りでも

いつかは ちゃんとみんな踊れるようになる。

どれだけ運動が苦手な人でも

リズムに合わせて踊れる人になる。

指導者が忍耐強く待つ。

それは 指導者側の指導が上手になるための

レッスンでもある。

指導している私を私が信じる。

親という字は木に立って見ると書くんだと

12年前 通っていた心理学講座の先生から

聞いた時 なるほど!と思ったの

指導する側の人に必要なことは

見ること。

手を出さずに見ること。

信じて待つ。

信じて見つめる。

指導する側も

日々練習が必要なのです♪


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